妊活中に避けるべき食べ物・食べてはいけないものは?

妊活中に避けるべき食べ物・食べてはいけないものは?

妊活中に積極的に摂るべき栄養素や食材などはよく聞くことはあるものの、食べてはいけないものや避けるべき食べ物を意識している人は少ないのではないでしょうか。本記事では、妊活をより成功に導くために避けるべき食べ物について紹介します。

目次

お酒・アルコール

妊娠中はお酒やアルコールを避けなければいけないという話はよく聞きますが、妊活中のお酒やアルコール摂取は、全くもってダメなのでしょうか?

妊活中のアルコールが妊活にもたらす影響とは?

結論から言うと、妊活にもたらす飲酒の影響は量次第ということになります。中程度以下の飲酒であれば、生殖能力には影響を及ばすことはないとされています。しかし度を超えた飲酒は気をつけなければなりません。

しかし、具体的にどのくらいの飲酒ならいいのだろうかと思いますよね。

妊活中のアルコール摂取の目安

デンマーク大学の研究では、週14杯以上の飲酒で、妊娠の確率が18%低下したという結果が出ています。この研究結果から、週14杯未満の飲酒であれば受精率には影響しないといえるでしょう。

妊活中のアルコールは1日2杯まで

上述のことを加味すると、1日に2杯までの飲酒が適正ということになります。しかし排卵期には多量飲酒をすることで、出産可能性が低下することが研究によって認められているので、排卵期の飲酒は控えましょう。

アルコールを含む食品とは?

アルコールを含む飲料は、ビール、ワイン、ハイボールなど、一般的なお酒にはアルコールが含まれています。また見落としがちなのが、食品のなかにアルコールが含まれているパターン。奈良漬け、粕漬けにはアルコールが入っています。またチョコレート菓子などのスイーツにも、日本酒や洋酒が使われていることもあります。

アルコール入りの食品を見分けるには?

これらのアルコールが食品に入っているかどうかわかりにくい場合に、アルコールが入っているものか見抜く方法があります。それはパッケージにある「お子様、妊娠中・授乳中の方、食後に運転する方は摂取をお控えください」という文字です。

もしくは、「アルコール分〇%」、「洋酒使用」と表示されている場合もあります。これらの表記があるものは避けるとよいでしょう。

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸が体に悪いということを知っている人は多いでしょう。その理由は、トランス脂肪酸が、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増やすからです。一方で、トランス脂肪酸が、妊活にもたらす影響とはどういったものなのでしょうか。

トランス脂肪酸が妊活にもたらす影響とは?

ハーバード大学の看護師健康調査によると、トランス脂肪酸は精子の精製に悪影響を及ぼすことがわかっています。また、トランス脂肪酸を食べれば食べるほど、排卵障害や不妊のリスクが上がることも報告されています。

トランス脂肪酸を含む食品とは?

マーガリン、ショートニング、バター、また市販のお菓子では、マーガリン、ショートニング、バターが多く使われている商品が多くあります。

誤解されやすいトランス脂肪酸

トランス脂肪酸と聞いて、「マーガリンやショートニングはなるべく食べない方がよい」という話を聞いたことがある人は多いでしょう。確かにマーガリンやショートニングのような加工油脂は、加工の段階でトランス脂肪酸が多く作られる傾向にあります。

CHIAKI
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しかし、最近では日本でもマーガリンやショートニングを加工する際に、トランス脂肪酸を低減するような努力がなされています。よって一概にマーガリン、ショートニングだからトランス脂肪酸が多く、バターだからトランス脂肪酸が少ないと言い切ることができなくなっているのです。

よりトランス脂肪酸の少ない食品を選びたいという方は、購入する際に食品包装にあるトランス脂肪酸の含有量を確認するとよいでしょう。

カフェイン

カフェインもアルコールと同様にして、妊娠中においては避けるべき栄養素として有名です。カフェインは妊活中に摂取しても大丈夫なのでしょうか。

カフェインが妊活にもたらす影響は?

CHIAKI
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結論から言うと、カフェインが妊活にもたらす影響はさまざまなデータがあります。

20年以上前の研究では、コーヒー3~5杯の摂取で妊娠率が下がったり、妊娠までの期間が長くなったりという結果も出ています。

一方で、2019年のオーフス大学の研究によると人工授精を受けている女性は、1日1~5杯のコーヒーを飲む女性は、飲まない女性に比べて妊娠、出産に至る可能性が1.5倍高くなるという報告がされました。

妊活中のカフェインの摂取の目安

上記の研究より、自然妊娠を考えている人であれば、カフェインの1日の摂取の目安はコップに1~2杯程度でしょう。しかし、カフェインの摂取はコーヒーや紅茶などの摂取だけに気をつけていればよいというわけではありません。詳しくは次の章で説明します。

カフェインを含む食品とは?

カフェインを含む食品は、コーヒー、紅茶などが代表的です。また日ごろ食事のときに飲む緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶などにもカフェインは含まれています。

またカフェインが入っている飲料として見落としがちなのが、エナジードリンク炭酸飲料です。特にエナジードリンクは、商品によってカフェインの含有量が異なり、コーヒーや紅茶よりも多くのカフェインが含まれているものもあるので、注意が必要です。

食品添加物(レトルト食品、カップラーメン)

普段でも、食品添加物が多く含まれているレトルト食品ばかりやカップラーメンばかりという食事は避けたいものです。食品添加物が妊活にもたらす影響はあるのでしょうか。

食品添加物が妊活にもたらす影響とは?

レトルト食品やカップラーメンなどに含まれている食品添加物の中には、亜鉛の吸収を妨げる作用のあるものも多く存在します。亜鉛は、葉酸に次いで、妊活中に積極的に摂取すべき栄養素です。せっかく意識して亜鉛を摂取しても、食品添加物によって亜鉛が体内に吸収されなければ意味がありませんよね。

過度な糖質(炭水化物)

最近では、糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエットなどで、なるべく糖質をオフする食事法が流行っています。妊活中の過度な糖質はどういった影響があるのでしょうか。

糖質の摂りすぎが妊活にもたらす影響とは?

血糖値が高くなると排卵障害の要因となりうる

血糖を下げる働きのあるインスリンは、排卵にとっても重要なホルモンであることがわかっています。血糖の高い人、糖尿病の人はインスリン代謝が障害されることが多いために、排卵障害をきたす可能性が高いといわれています。

妊娠には太りすぎも痩せすぎもどっちもダメ!

糖質の摂り過ぎが妊活に良くない理由はもうひとつあります。それは糖質の摂り過ぎは、体に脂質として蓄積されることにあります。妊娠体質にしたければ、肥満のままではよくありません。かといって痩せすぎもよくありません。

BMI25以上の肥満の人は要注意!

BMI25以上の肥満の人は、排卵異常が起こりやすくなります。排卵異常だけではなく、卵子の質の低下や妊娠率も低下し、流産率は上がります。流産率が上がると出産率は低下してしまいます。

BMI18.5以下の痩せ型の人も要注意!

BMI18.5以下の痩せ型の人は、子宮内膜症の発症リスクが高まることが報告されています。また妊娠前のBMIが低いと、妊娠するまでかかる期間が、正常体型の人に比べて4倍も長くなるという報告がされています。

その他にも、妊娠前に痩せ型の人が妊娠をしたとき、赤ちゃんの体重が順調に増加せず、低体重出生児が生まれる可能性が高いこともわかっています。

まとめ

妊活中に避けるべき食べ物について紹介しました。妊活中は、ストレスフルな生活を送っている方も多いでしょう。記事のなかで触れた避けるべき食べ物も神経質になりすぎると、さらなるストレスを溜めてしまうことも。まずは、楽しい食生活を送ることを第一に考えて無理のない範囲で意識してみてくださいね。